Elastic、Microsoftとの戦略的パートナーシップの強化を発表

Azureで実行するアプリケーションとサービスに各種のパワフルな機能を追加することができるようになりました。以下に、その一部をご紹介します。

• Azureで実行するアプリケーションとWebサイトにElastic Stackが提供するリッチな検索と可視化機能を追加する。
• Workplace SearchでMicrosoft Teams、OneDrive、SharePointなどを横断するデータ検索機能を追加し、ナレッジワーカーの情報活用を支援する。
• Elasticオブザーバビリティでログ、メトリック、APMトレースを収集して可視化し、Azure環境のヘルスとパフォーマンスへの可視性を確立する。
• Elasticセキュリティに搭載されたSIEM（セキュリティ情報＆イベント管理）、脅威ハンティング、セキュリティ対応の機能を活用し、Azure環境を保護する。

Azureを利用するユーザーは、マネージドソリューションとしてElasticを導入することでインフラの管理に特有の作業負担を軽減し、ビジネスの経営に役立つインサイトの取得に集中することができます。セキュリティ、保守、サポートが付帯し、ユーザーはElasticが提供する最新の技術革新のメリットを自動的に享受します。

ますます深くなった統合機能に加え、Azure Marketplaceでのサブスクリプション管理や請求書の一本化もユーザーにとって大きなメリットとなります。さらにElasticのサブスクリプション費用を年間支出コミットメントに含めることができるほか、Elasticコンソールが提供するプロダクト別、リージョン別の費用分析機能を活用することもできます。

今回の発表に寄せて

Elastic CEOのシャイ・バノンは次のコメントを発表しました。「Microsoftとのパートナーシップの強化を通じて、Microsoft Azureコンソールから直接、単一のスタック上の3つのソリューション ―― エンタープライズサーチ、オブザーバビリティ、セキュリティ ―― をネイティブに統合する“ファーストプラットフォーム”にアクセスすることが可能になりました。お客様はクラウドに最適化され、データの統合、最適化、保護に役立つ機能を活用しながら、Elasticのデプロイのバリューを最大に高めることができます」

Microsoftディベロパーディビジョンコーポ―レートヴァイスプレジデント、ジュリア・リウソン氏は次のコメントを寄せています。「Elasticとのパートナーシップを通じてAzureにElasticのワークロードを統合したことで、Azure上でElasticにスムーズに移行、運用することが可能になりました。お客様はシングルポータルのエクスペリエンスを享受できるだけでなく、Azureのデプロイを一元的に管理、請求し、Elasticのサポートを受けることもできます」