Packetbeat
ネットワークデータの軽量シッパー
ネットワークトラフィックの監視は高次のパフォーマンスとセキュリティを支え、オブザーバビリティの確保や安全な環境の維持に不可欠です。Packetbeatは、ホストやコンテナーのデータをLogstashやElasticsearchに送信する軽量なネットワークパケットアナライザーです。
サービスとアプリケーションを監視する
HTTPのようなネットワークプロトコルでは、アプリケーションの遅延やエラー、応答時間、SLA、ユーザーアクセスのパターンや傾向などの状況を把握することが可能です。
Packetbeatを使ってこのデータにアクセスすることで、ネットワーク内のトラフィックの流れを理解できます。完全にパッシブで、遅延を発生させるオーバーヘッドもなく、既存のインフラストラクチャーへの影響がありません。ライブデモンストレーションで体験してください。
選べる、作れる、プロトコル
Packetbeatはライブラリでもあります。データベースからKey-Valueストア、HTTP、低レベルプロトコルまで、多数のアプリケーションレイヤープロトコルをサポートしています。既存のプロトコルを選ぶことも、開発してプルリクエストを送ることもできます。
ネットワークトラフィックの検索と分析
データの検索や分析に合わせて適切な形にデータを加工するのに、あれやこれやと呪文を唱える必要はありません。Packetbeatが、リアルタイムに処理します。
ElasticsearchやLogstashに送って、Kibanaで可視化。
PacketbeatはElastic Stackの一部であり、Elastic Common Schema(ECS)をサポートします。つまり、Logstash、Elasticsearch、Kibanaとシームレスに連携可能。Logstashでネットワークデータを変換したり情報を付加するタスクも、Elasticsearchデータの分析結果の編集も、KibanaのダッシュボードやElasticセキュリティでのデータチェックまで、Packetbeatを使えば作業が簡単になります。
決してデータを逃さない
ネットワークトラフィック情報をディスクにスプーリングすれば、どれほど小さなデータもパイプラインから失われることはありません。もしダウンストリームに問題が生じても、Packetbeatがネットワークデータを保持し、問題が解消されたタイミングですべてのデータを確実にElasticsearchやLogstashへ送信します。