Elastic導入で向上するクラウドのデータ管理とオブザーバビリティ

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Nucleus Researchは最近、グローバルな通信プロバイダーと総合保険会社を対象に、Elasticの導入を通じて定量的なビジネスバリューがどのように向上したかを探る2つの研究調査を実施しました。

この結果、調査対象となった2社が極めて高い満足度を抱いていることが確認されました。導入によってテクノロジースタックの成熟度が上昇し、スケールを妨げる制約を回避できるようになったことも判明しました。インシデントの検知、サービス障害の回避、根本原因の分析、リアルタイムなメトリックの表示の能力を搭載したElasticのフルスタックオブザーバビリティプラットフォームは、主に次のようなメリットを実現しています。

ITの生産性と新たな収益の向上

IT担当者はElastic Cloudの導入後、問題の特定スピードが向上し、MTTR(平均復旧時間)が短縮したほか、プラットフォームの安定性向上、データ管理の効率アップを実感しました。この結果チームの時間にゆとりが生まれ、付加価値の高いタスクに集中することが可能となりました。大手通信プロバイダーでは、プラットフォームの可用性の向上によって顧客のエンドユーザーエクスペリエンスが改善されています。保険会社では申請マネージャーによる顧客データ取得のスピードが上がって生産性が高まり、顧客との平均通話時間が5%以上短縮されました。

コスト削減

現在も多くの企業がレガシーのハードウェアを使用しており、保守と更新の費用の高さが頭痛の種となっています。Nucleus Researchは今回の調査を通じて、Elastic Cloudの導入によって削減されるオンプレミスシステム関連のハードウェアライセンス費用、保守費用、アップデート費用の合計額が、年間数万ドル規模に上るという結論を導きました。Elastic Cloudが提供するマネージドサービスを活用することで、従業員がビジネスバリューの実現に集中することが可能になったと指摘しています。

高いROIの実現

インタビュー調査から、2社が共に高いROI(170%と283%)を達成しており、Elastic Cloudに自社環境を統合してからの投資回収期間が非常に短期間(7.2か月と1.7年)となっていることも明らかになりました。この数値には、Elastic CloudとElasticソリューションを利用した3年間の直接的、および間接的ベネフィットが反映されています。

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