Splunkの利用者がオブザーバビリティとモダナイゼーションの選択を迫られている理由

Elasticオブザーバビリティは将来を見据え、迅速かつシンプル

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どの業界でも高まるコスト圧力とクラウドネイティブの複雑な分散環境によって生成される大量のデータが相まって困難な状況に直面しています。その結果、チームは、問題の解決、意思決定、レジリエンスの確保のために、どこからでも即座にすべてのデータをよりスマートに分析、アクセス、保持できる必要があります。

多くの企業がSplunk Enterpriseを採用しましたが、決めなければならないことがあります。Splunkは、価格モデルが異なるSplunk Enterprise、Splunk Cloud、Splunk Observabilityに分かれてオブザーバビリティを提供しているからです。 

Elasticは、将来に備えることができる迅速でシンプルなソリューションです。今日のアプリケーションチームや運用チームはElasticオブザーバビリティを利用することで、自由、柔軟性、生産性の向上を実現できます。その理由をご紹介しましょう。 

1.問題解決のスピードアップ

オブザーバビリティのためのシンプルでスマートな統合エクスペリエンス

ログ、メトリック、トレースを共通プラットフォームで 

Elasticオブザーバビリティは、統合されたログ分析、アプリケーションパフォーマンス監視(APM)、メトリック、トレースを完全に一元化された1つのプラットフォームで利用できる、あらゆる機能を備えたソリューションです。そのため、追加の製品や料金なしで、データサイロを排除し、1か所からすべての環境を完全に可視化できます。

一方、Splunkの利用者は完全なオブザーバビリティ機能を実現するのに7つもの個別の製品(Splunkの複数のオブザーバビリティ製品、Splunk Cloud、Splunk Enterprise)を購入する必要があるため、結果的にサイロが生まれます。 

アドオンではない機械学習

柔軟でカスタマイズ可能な機械学習(ML)がElasticプラットフォームにはネイティブに組み込まれており、運用データ(メトリック、ログ、トレース)やビジネスデータなど、どのようなタイプのデータにも利用できます。そのため、より確実に、問題を発生前に発見できるようになります。さらに、ログ分類やAPM相関付けなどの設定不要の各種機能を利用して、根本原因分析をすばやく実行できるため、コストのかかる障害が減少します。 

一方、SplunkのMLツールキットはアドオンアプリケーションで、SPLでモデルをコーディングする必要があるなど、チームにとって追加作業が発生する場合があります。

民主化された機械学習と分析 

Elasticオブザーバビリティでは、直感的なドラッグアンドドロップ機能とウィザード形式のワークフローですべてのデータを分析、可視化し、傾向を特定できます。データサイエンティストでなくても、MLジョブやクエリを作成したり、実行したりすることが可能です。こうした柔軟性により、誰でもすばやくデータをピボットし、チーム間で共有して、どこからでもリアルタイムでコラボレーションできます。

Splunkでは、ビジュアライゼーションやダッシュボードでSPLなどの専用言語を使用する必要があります。

2.データではなく、ビジネスを管理

データのアクセスと保持をより迅速に、よりスマートに

必要な回答をすぐに提供

Elasticのリアルタイム検索クエリは数分ではなく数ミリ秒で実行されます。時系列クエリは数時間ではなく数分で完了します。データティアリングをすべてのオブザーバビリティデータに対して利用できるため、格納、検索、分析方法の柔軟性が高まります。Elasticの検索、分析、機械学習はすべてのデータティアで効率的に実行されます。

Splunkの場合、履歴データへのアクセスが低速です。Splunkのフローズンティアにあるデータは検索前に復元する必要があり、データが検索可能になるまでに最大で24時間待たなければならないことがあります。顧客や収益に影響する問題に直面しているときは、その遅れが深刻な結果をもたらす可能性があります。また、Splunk Cloudはデフォルトでリアルタイムクエリを実行できません。リアルタイムクエリを実行するには、サポートチケットが必要です。

いつでもすべてを収集

Elasticでは、取り込み時にすべてのデータを収集し、データ変換やインジェストパイプラインを経て保持できます。必要になるまで関連性の高いデータを決める必要がありません(どうしたら数年後に重要になるデータを今決めることができるのでしょうか)?。

Splunkの利用者はSplunkに取り込むデータと「破棄する」データを決める必要があります。 このアプローチでは、重要な可能性のあるイベントの可視性を失うおそれがあります。Splunkのデータ変換(生データを破棄し、アグリゲーション済みデータを保持)とデータパイプラインでコストを削減している利用者もいます。 

シンプルでわかりやすいリソースベースの料金体系

Elasticのプラットフォームは単一のSKUとして販売されていて、わかりやすいリソースベースの料金体系が適用されます。このシンプルなアプローチにより、ライセンスとインフラの両方でコストを節約できます。リソースベースの料金体系により、コストが予測できるため、長期のデータ保持について妥協する必要がありません。

Splunkは市場ではコストの高さ、料金体系とライセンス構造の複雑さで知られているうえに、インフラコストが追加で発生する可能性があります。 

SplunkとElasticのさらに詳しい比較についてはこちら >>

3.将来を見据えた万全のクラウドとモダナイゼーションへの道のり

組織の拡大に合わせて拡張し、対応できるテクノロジー

オープンスタンダードのサポート

オープン、透明性、コラボレーションは、Elasticのあらゆる活動の中心に据えられています。無料で利用を開始でき、セルフマネージドの完全なソリューションを費用をかけずに構築することもできます(無料版のElasticのダウンロード回数が36億回を超えたことをご存じでしたか?)。 Elasticはオープンスタンダードに対応した、データ変換を支援するAPIファーストのソリューションです。組織の拡大に合わせて拡張可能で、変化する戦略にも対応できます。

Splunkのアプローチはプロプライエタリテクノロジーを中心に据えていて、ベンダーロックインにつながる可能性があります。

将来の複雑さに備えて一元化された可視性 

環境は複雑さを増すばかりであるため、一元化されたソリューションの必要性が一層高まっています。Elasticは200を超える統合に加え、あらゆるソースのあらゆるデータをシームレスに取り込み、処理できるElastic Common Schema(ECS)を提供しています。一元化されたエージェントにより、フレキシブルに独自の戦略にElasticを対応させ、準備が整ったときに拡張、変換できます。

Splunkと異なり、複数のツールを導入することなく、このレベルでハイブリッド環境やマルチクラウド環境に対する可視性を実現できます。

オブザーバビリティ+セキュリティ(それでもたった1つのSKU)

Elasticのセキュリティソリューションとオブザーバビリティソリューションは1つのプラットフォーム、SKU、データストアに一元化されるため、テクノロジースタックをシンプル化し、エンジニアリングチーム、運用チーム、セキュリティチーム間で共同作業を円滑に進めることができます。根本原因分析をすばやく開始し、データの孤立をなくし、リスクを低減し、最終的にビジネスリスク全体を削減できます。

Splunkをオブザーバビリティのほかにセキュリティ目的にも利用するには、他の製品も購入しなければなりません。すでにオブザーバビリティのために使用している一連の製品に追加する製品はSplunk Enterprise SecurityとSplunk SOARです。 

次のステップへ進む

Elasticにログをリプレースして次のステップに進みましょう。未来のために、一元的なオブザーバビリティソリューションで得られる長期的なメリットにご注目ください。エンドツーエンドの可視性、平均復旧時間(MTTR)の短縮、総保有コスト(TCO)の削減などを実現できます。

詳細については、近く開催予定のウェビナー「Unleash the Full Power of Your Log Data」(ログデータを最大限に活用)に参加するか、Elasticオブザーバビリティに関するeブックをダウンロードしてください。