Elastic Maps Service
Elastic Stackのデータマッピング
Elastic Maps ServiceはMapsアプリをはじめ、Kibanaで地理空間データを可視化するすべてのサービスを支えています。地理データの可視化に欠かせないベースマップタイルや、シェイプファイル、その他の主要な機能を提供します。
地理データからマップを生成
多機能性
Elastic Stackは、情報と場所とを紐付ける地理マーカーなど、あらゆる形式のデータに対応しています。そのため、ブルートフォース攻撃によるログイン試行のヒートマップを作成して悪意ある行為者の位置を特定したり、直近のマーケティングキャンペーンにより得られたリードの数を国別に表示したりすることができます。さらに、マップの拡大(縮小)、ドリルダウンなどの操作で重要な箇所を探し出すこともできます。
ベースマップタイルの上にデータレイヤーを構築してあるので、Elastic Stackを使ってきめ細かな地理空間分析が可能です。また、詳細なベクターシェイプを使ってデータを生き生きと視覚化したり、18段階のズームレベルで詳細を確認したりすることもできます。何か機能が必要な場合には、Kibanaを使えばElastic Maps Serviceを柔軟にカスタマイズできます。ぜひ、自分たちだけのマップを作ってみてください。
心躍るカスタマイズ
快適に、楽しく
ElasticsearchやKibanaの開発元が提供するElastic Maps Serviceは、Elastic Stackでシームレスに動作します。マップで可視化するときも、Elasticsearch&Kibanaで慣れ親しんだ可用性とスピードを手放す必要はありません。
Elastic Maps ServiceのリリースはElastic Stackとは独立です。つまり、新しいバージョンのElasticリリースがないときも、バックグラウンドで定期的に機能アップデートが追加されています。待ち時間ゼロ。アップデート不要。快適な操作をお楽しみください。
Maps Serviceを実現できた理由
Kibana対応、オープンソースデータによる開発
Elastic Maps Serviceは、OpenStreetMapのデータを基にベースマップタイルを生成します。同データは、Open Data Commons Open Database License(ODbL)に基づき利用が許諾されています。このほか、海岸線データについては、OpenSteetMapData.comと、Apache 2.0ライセンスのKartotherianのデータを採用しています。マネージドタイルのほかには、OpenStreetMap contributors、Natural Earth Data、およびWikidata由来のすぐに使えるGeoJSONファイルも提供しています。
Elastic Maps Serviceを提供しているのは、Elasticだけ。サードパーティプロバイダーが提供するマネージドのElasticsearchやKibanaでElastic Maps Serviceを利用することはできません。詳しくは、利用規約をご確認ください。