大規模なデータインサイトで医療の進化を目指す

「当初の目的は単に、データをScientific Data Cloudという場所に一元化することでした。コンテクストと共に保存され、いつでもどんな目的にも検索、使用できるように、というところまで考えてはいませんでした。やがて膨大な情報が流入しはじめると、そのコンテクスト化を効果的に実行するために、Elasticsearchのようなテクノロジーの手助けが必要だとわかったんです」

「ヘルスケア企業では、サービス停止時間が極めて大きな影響をもたらします。1秒1秒が重要です。部屋の電気を付けるのと同様、このアプリは“常に使えて当然”です。クライアントが、テクノロジーではなく、患者に意識を向けることができるようにしなければなりません。したがって、可能な限り早期に根本原因の把握と緩和を行う必要があります」

「病理学は、貴重な非構造化データが大量に生じる分野です。しかし、以前のEMRでは有意義な方法で病理学のデータを検索することができませんでした。さまざまな選択肢を検討した結果、検索テクノロジーを実現するという理由で、Elasticsearchの導入を決定しました」