クラウドへの移行を加速させる
リフト&シフトを採用するケースでも、レガシーのワークロードをマイクロサービスにリファクタリングするケースでも、また完全に再構築してレガシーのワークロードを引退させるケースでも、デジタルトランスフォーメンションとクラウドへの移行は密接に関わっています。エンドユーザーはデジタルサービスへの依存を深めており、ますます質の高いエクスペリエンスを求めています。ハイブリッドな環境への深い可視性を構築するオブザーバビリティソリューションを導入することによって、移行の取り組みを加速させることができます。
クラウド環境&オンプレミス環境を横断して監視
組織のトポロジーがシングルクラウドでも、マルチクラウドでも、ハイブリッドクラウドでも、Elasticオブザーバビリティにおまかせください。便利なツールや統合機能群を使って、問題をすばやく検知、および解決するために必要な可視性を構築できます。またデータ主権の見地から、組織はデータを自社システムの近くに保持することが認められています。この行使は、データグラビティの創出や不要なコストやオーバーヘッドの引き下げに役立ちます。
組織のエコシステムへの鋭いインサイト
相関付けし、コンテクスト化したテレメトリデータを活用して、物理ホストや仮想ホスト、あるいはクラウドに構築したインフラ上のすべてのホストを把握しましょう。コンテナーやKubernetesポッド、ワークロードをあらゆる次元で分析できます。たとえば、カラーコードを使うヒートマップやメトリックの並べ替え機能を使って問題のある箇所をすばやく特定し、関連するログやトレースから詳しく分析する、といったことも可能です。
データ量が膨大でも、まったく問題ありません。
Elasticsearchのパワーが支える堅牢な検索やフィルタリング、グループ化機能におまかせください。クラスター横断検索を使うと、すべてのデータを検索できます。またデータティアを活用してコストを抑えることができるだけでなく、データライフサイクルを完全に管理できます。クラウドプロバイダーやアベイラビリティゾーン、サービスタイプなど、使用するビューに応じて、関連性や事前定義済みのフィールド別にデータをグループ化することも可能です。お好みに応じて、デフォルトやカスタムのあらゆるメタデータを使用することもできます。グループ化が完了したら、後でまた使えるように「お気に入りのビュー」に保存しましょう。
サービス依存性をマッピングして、シームレスな移行を実現
ワークロードの実行場所を問いません。呼び出すサービスが分散されていても、組織のデジタルフットプリントの外部にあっても、問題ありません。サービスマップを使うと、アプリのサービス全体にわたって点と点が結び付きます。つまり、すべての監視データをコンテクスト情報と統合して相関付けすることで、問題が生じている箇所や関連するログ、アプリのトレースをすばやく特定できます。