Elasticのバージョンポリシーと製品のサポート終了日

1.1「リリース」とは、Elasticがメジャーリリース、マイナーリリース、またはメンテナンスリリースという形で提供するソフトウェアのアップグレードパッケージを指します。Elasticは3つの数字のバージョンコードを使用しています。「メジャー」は左端の番号、「マイナー」は中央の番号、「メンテナンスリリース」は一番右の番号を指します。（例：8.3.2はメジャー8、マイナー3、メンテナンス2）。

1.2「メンテナンス」とは、マイナー・リリースに対して行われる更新のことで、バグに対処したり、パフォーマンスを向上させたり、新たに発生したセキュリティの脆弱性にパッチを当てるものです。これらのアップデートはメンテナンスリリースの形式で提供されます。

1.3「サポート」とは、お客様のサポートサービスポリシーに記載されているとおり、ソフトウェアの問題に対する支援を提供するためにエラスティックサポートチームが関与することを指します。Elasticは、リリースのサポートを提供する際に、メンテナンス期間が終了した場合はメンテナンスを実施する義務を負いません。Elasticは、メンテナンス期間中のリリースにアップグレードするようにお客様にお伝えする場合があります。

「メンテナンス期間」とは、Elasticが以下の条件に従ってバージョンリリースを保守する期間を指します。

A）Elasticは各メジャーリリースに対して、以下の期間メンテナンスサービスを提供します：

1. 一般提供から30か月、または
2. 次のメジャーリリースの一般提供から18か月

たとえば、バージョン1.0が2019年4月10日にリリースされ、バージョン2.0が2022年2月10日にリリースされたとします。

• 1.0 一般提供日から30か月後は2021年10月10日
• 2.0一般提供日から18か月後は2024年8月10日
• 1.x メンテナンス期間は2024年8月10日に終了

B）A）に定める期間を条件として、Elasticは、その時点でのメジャーリリースの直近の2つのマイナーリリース、および以前のメジャーリリースの最終マイナーリリースに対してメンテナンスを提供します。

例えば、バージョン2.8が最新のマイナーリリースである場合、2.8と2.7の両方が保守を受けます。また、1.15が1.xメジャーリリースからの最後のマイナーリリースで、そのメジャーリリースが保守期間内である場合、1.15は保守を受けますが、1.14は受けません。

3.1 「サポート期間」とは、Elasticが各メジャーリリースをそのメンテナンス期間中、さらにその後6か月間サポートすることを意味します。この期間中、メジャーリリースに関連するすべてのマイナーリリースとメンテナンスリリースにサポートが拡張されます。

3.2 サポートの対象となるプラットフォームおよびソフトウェアの構成については、サポートマトリックスに記載されています。

Elasticがソフトウェア製品の廃止を決定した場合、Elasticは以下の「サポート終了 （EOL）ソフトウェア製品」表 （「EOL 通知」）に更新内容を公開します。そのような場合、新しいメジャーリリースはありませんが、ElasticはEOL通知から最低でも12か月間、お客様に対してソフトウェアをメンテナンスし、サポートを提供いたします。

以下の表は、現行バージョンのソフトウェアのメンテナンス期間終了予定日をまとめたものです。以前のバージョンのソフトウェアに関する情報は、次のセクションまでスクロールしてご確認ください。

以下の表に掲載されているバージョンよりも前のバージョンは、いずれもサポート対象外です。

以下のソフトウェア製品は廃止され、今後メジャーリリースは行われません。