オブザーバビリティ:アプリケーションパフォーマンスを監視
概要
Elasticオブザーバビリティの概要
Elasticオブザーバビリティについて詳細に説明し、Elastic Cloudを使用してアプリケーションからカスタマーログを取り込み、表示、分析する方法について概要を紹介します。アプリケーションをモダナイズして自信を持ってクラウドを導入する方法をご覧ください。
インタラクティブなデモ:APMの概要
Elasticオブザーバビリティを利用してアプリケーションパフォーマンスを監視するときの実際の動作を確認するには、こちらのインタラクティブなデモをご覧ください。
APMのクイックスタート
この3ステップのクイックスタートシリーズでは、Elastic Cloudを使って、アプリのカスタムログを取り込み、表示、分析する方法をご紹介します。ご使用のエコシステムで統合されたオブザーバビリティを構築するには、ログやメトリックに加え、APMトレースが非常に重要な要素です。ここでは、APMの概要、ElasticへのAPMデータの配信、APMデータの可視化について説明します。
データを取り込む
Elastic Cloudアカウントを作成する
cloud.elastic.coに移動して、アカウントを作成した後は、この動画に従い、世界中の50以上の対象リージョンのいずれかで最初のElastic Stackを立ち上げる方法についてご覧ください。
デプロイが完了したら、[アプリケーションパフォーマンスの監視(APM/追跡)]を選択します。
Elastic APMを使用する
次に、Elastic APMをインストールするように指示されます。[APMサーバーステータスを確認]を選択し、APMが正常に実行されているかどうかを確認します。[APMサーバー正常にセットアップされました]が表示される場合は、次のステップに進み、Elastic Cloud(Elasticsearch Service)を開始できます。
Elastic APMを体験する
Elastic APMを開始するには、次のように複数の方法があります。
- Elastic APMエージェントでアプリケーションを監視する。次の複数の言語オプションの中から選択できます。Node.js、Django、Flask、Ruby on Rails、Rack、RUM(JS)、GO、Java、.NET、PHP
- Opentelemetryでインストルメント化したアプリケーションからテレメトリを取り込む。
このガイドの目的では、次の方法のいずれかを使用することをお勧めします。
既存のアプリケーションを監視する
Elastic APM Javaエージェントを使用してJavaアプリをインストルメント化する:
Javaの例を確認しましょう。
手順に従って最新のJavaエージェントをダウンロードし、そのエージェントを既存のJavaアプリケーションに追加することをお勧めします。
クラウドコンソール内でコードスニペットをコピーし、Elastic APMに必要な構成でJavaアプリケーションを起動します。
別の構成オプションについては、関連するコードスニペットのドキュメントを確認してください。
既存のOtelでインストルメント化したアプリケーションをElasticに接続する
OpenTelemetryでアプリケーションをインストルメント化し、Elastic APMで分散トレーシングを表示する場合は、OpenTelemetryドキュメントの手順に従ってください。
あらかじめ構成されたデモ環境をローカルで実行する
KubernetesまたはDockerを使用してOpenTelemetry(OTel)デモをローカルで実行する
OpenTelemetryでアプリケーションをインストルメント化していない場合は、ElasticがOTelデモをフォークしています。GitHubページの手順に従い、Elastic APMサーバーにアプリケーションを接続してください。
K8Sを使用している場合は、このブログで詳細なガイダンスを確認してください。ブログを読み、その手順を実行した後に、これが表示される場合は、Otel CollectorがデータをElasticに送信中です。
Elasticオブザーバビリティの使用
Kibanaのインタラクティブなダッシュボードで根本原因を検索する
Kibanaを使用すると、インタラクティブなダッシュボードを使用してデータを分析し、インサイトを引き出したり、ワークフローを自動化したり、異常や傾向を特定したりすることができます。以下のチュートリアルライブラリを見て、Kibanaについて詳しく知り、ダッシュボードをカスタマイズしたり、独自のダッシュボードを作成したりできるようになりましょう。
APM UIでデータを分析する
問題は断続的に発生する可能性があり、多くの場合は複雑です。根本原因を特定するために、ElasticオブザーバビリティのAPM相関付けによって迅速に解決策を見つける方法を確認しておきましょう。
それでは、Kibanaでアプリケーションパフォーマンスを分析する方法について説明します。
異常検知とアラートなど
最後に、異常検知やアラートなどを活用し、さらに運用を簡単にします。
次のステップ
Elastic Cloudでログを収集し、分析する方法を説明しました。Elasticを初めて使う場合は、まずは無料の14日間のトライアルをお試しください。
また、Elasticの導入を始めるにあたって、環境全体でデプロイを行うときにユーザーとして管理すべき運用、セキュリティ、データの要素について理解しておいてください。