製品リリース

Elastic Stack 5.0.0 alpha 3 リリース

Alpha 1が出て、Alpha 2でも新機能が入りました。

しかし、まだまだリリースは続きます。
Alpha 3です。

このリリースが楽しみかもしれませんが、その前に注意点です。まだ「alpha」であり、本番環境また、Elastic Cloudでは、このalphaリリースは利用できません。 ただし、Elastic CloudはAWS上で提供する「公式」のElasticsearchとKibanaのホスト型のサービスであり、5.0がリリースされるとすぐに利用出来る唯一のサービスです。

もし、バグレポートを報告されたら、Elastic Pioneerとなることができます。では早速、Alpha 3のハイライトを見てみましょう。

Elasticsearch

詳細については、Elasticsearch detail postをごらんください。

  • Setting Changes - リファクタリングし、曖昧性を減らしました。メジャーリリースのタイミングが絶好のチャンスです。
  • Indexing Performance - 並列な更新はロックが必要です。ロックの競合を減らすことで、性能を向上しています。
  • Painless Scripting - 動的スクリプティングも静的と同等に速度アップし、さらに使いやすくなっています。
  • さらに、フィールド名にドットがまた使えるようになったり、シャードの配置を診断できたりといろいろと追加されています。

2.3.xから5.0魔法旅行であり、未踏の地であり、次のフロンティアです。Alpha 3では、Migration Helperもリリースします。このsite pluginは2.3の既存のクラスタで実行することができ、5.0への移行の準備に利用できます。

Kibana

詳細については、Kibana detail postをごらんください。

  • Kibanaコアの多数の改善
  • X-Packのためのユーザやロールの管理UI
  • X-PackのPDF reportsはバックグラウンドで処理をするようになり、Kibanaにリストアップされます。

Logstash

詳細については、Logstash detail postをごらんください。

  • KibanaもBeatsもプラグインジェネレータを持っています。そして、Logstashにも出ました!新しいプラグインの開発がより簡単になります。
  • Logstashのパッケージング(Debian、RPM)を改良しました。また、systemdもサポートし、Elasticsearchと同様のディレクトリレイアウトになりました。
  • logstash.ymlファイルができました。これは、アプリケーションレベルの設定を1箇所にまとめられます。

Beats

詳細については、Beats detail postをごらんください。

  • Metricbeatの登場です。Topbeatの機能とさらにその他(Apache、Nginx、Mysql、Redisなど)のメトリック収集機能も追加されました。
  • Filtering - フィルターアクションで、出力先にデータを送る前にアクションが追加できます。データの選別に利用出来る柔軟な条件分岐もサポートしました。
  • Simpler Configuration - 設定ファイルに対していくつかの改良が入っています。もちろん、コメントに情報を多数用意してあります。

ES-Hadoop

ES-Hadoop v 5.0.0-alpha3 もリリースしました。詳細については、detail postをごらんください。

  • The Oncoming Storm - Alpha 3でサポートしているStormが1.0.xにアップグレードされました。